あれから7年
多くを失った方々も、今は平穏に暮らせているだろうか。
最近の北島三郎さんもそうだけど、子供を亡くす辛さは考えるだけでも心底辛い。
でも人の命はいつどこでどうなるかわからない。
私も11歳で父親を、17歳で兄を亡くしている。
その時よく心で思っっていたのが
「それでも人生は続く」という言葉。
愛する人を亡くした直後は現実を受け入れることも出来ない
憔悴するし、日常とは違う時間が過ぎていく。
でも不思議とテレビではいつもどおり笑っていいともがやっているし、
外からは近所の学校のチャイムが聞こえる。
子どもたちはいつもどおり遊んでる。
「あっ、違うのは自分だけなんだ」って現実を見る。
そうすると、なお辛さがこみ上げてくる。
もうどこにもあの人はいないんだって。
7年前のあの日、そんな思いをした人たちがいっぱいいたんだと思うと辛い。
でもここまできた。
心は埋められないていないかもしれないけど、
みんな頑張ってここまできた。
この先、子どもたちがいつまでも笑ってられる世の中になる事を心から願う。
そのために私たち大人がしっかりしないといけない。
当たり前なんてすぐに当たり前じゃなくなるという危機感を持って
子どもたちの笑顔を守っていこう。